安倍氏国葬の招待者名簿74%黒塗り、小沢一郎氏が苦言「国民に説明出来ないことを税金でやってはだめ」

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
立憲民主党の小沢一郎衆院議員
立憲民主党の小沢一郎衆院議員

 立憲民主党の小沢一郎衆院議員が6日深夜にX(旧ツイッター)を更新。昨年9月27日に日本武道館で行われた安倍晋三元首相の国葬に関し、共同通信が内閣府に招待者名簿などを情報公開請求したところ、その74%の氏名が黒塗りだったという報道を受け、「国民に説明出来ないことを税金でやってはだめ」と苦言を呈した。

 文書によると、政府が国葬の案内状を送付した招待者は6175人で、出席者は3436人。共同通信の取材によると、そのうち、安倍氏と交友があった著名人を含む「遺族・遺族関係者」は96%が、元国会議員は100%が不開示だった。政府は国葬を内閣府設置法上の「国の儀式」とし、約12億円の経費を全額国費で賄っている。

 小沢氏は「安倍氏国葬、氏名の74%黒塗り 著名人、元議員ら不開示」と切り出し、「国民に説明出来ないことを税金でやってはだめ。そもそも多くが反対していた。強行したのは岸田総理。政治責任が問われる問題」と見解を投稿した。

 今回の報道を受け、Xでは「安部氏国葬」がトレンドになった。小沢氏の投稿へのリプ欄には、「都合が悪いと黒塗り、は許されない」「なんで『説明』をしないの?」「もはや塗りつぶせば問題ないと思っている事が異常」「国民も知る権利あるんじゃないですか」といった意見が相次いだ。

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