2025年日本国際博覧会「大阪・関西万博催事検討会議」の第2回会議が4日、大阪市内で行われ、共同座長で吉本興業前会長の大﨑洋氏(70)が出席し、「お祭りのような参加型に」と万博のイメージを明かした。同氏は4月に吉本興業の会長職を退き、6月29日に同社を退社している。
大﨑氏は各出展者が主体となってとり行う「一般催事参加」の第1弾募集を9月15日から12月31日まで行うと発表。「企業、団体、個人にかかわらず、さまざまな方が万博の会場にて、そのメッセージを世界に向けて、発信する場を提供していきたいと思っています」と説明した。
「イベントもさまざまな形を考えています。地域のコミュニティーが一体となって行っている〝お祭り〟のような参加型のものにできれば。そして、若者や子どもたち、おじいちゃん、おばあちゃんを含めて楽しめるような」と会場が一体となって盛り上がることを期待。「みなさんのご意見を伺いながら、汗をかいていきたい。たくさんの募集をお待ちしています」とアピールした。募集要項の詳細については後日、発表される。
また、海外パビリオン建設の遅れの報道などについて、「僕もあんまり情報は知らないんですけど、テレビ、ラジオ、新聞、YouTube、フェイスブックとかみると、あまりいい情報がというか、明るい情報が出てこない」と触れ「〝ダメや、あかんわ、遅いわ〟とキリがないですけど、万国博覧会は日本国のイベント。悪いところは、どしどしご指摘いただいて、解法をするに尽きる」と語った。