モデルのカーラ・デルヴィーニュ(30)が卵子凍結をしていることを明かした。現在、英女性シンガーのリア・メイソンと交際中のカーラは、以前から子供が欲しいと思っていたそうで、生殖能力が低下する前に卵子を保存することを決めたという。
クエンティン・ジョーンズが写真を撮影した英版エル誌とのインタビューで「自分の卵子を凍結しているの。色々考えることがあって」と明かしたカーラ。生活のあらゆる側面を変化させ新たなスタートを切りたいそうで、いくつかのタトゥー除去も考えているという。
小説家パトリシア・ハイスミスの自伝映画に出演するカーラは、自身とノエミ・メルランが演じる女性たちとシャーリーン・ウッドリー演じるハイスミスとの三角関係を描いた同新作について「脚本が素晴らしい」と話している。更にスタジオで音楽制作もしているそうで「ただ自分のため」「計画は何もない」と続けていた。
自らをLGBTQIA+のコミュニティに属しているとするカーラだが、カミングアウトをしていなかったり、自身のコミュニティの中で悩みを抱える若者たちへの責任を感じているという。自分が子供の頃の、女性のゲイアイコンの不在についてカーラはこう語っている。
「特にいなかった。ビリー・ジーン・キング、それも私が少し大人になってから。エルトン(ジョン)とジョージ・マイケル。デヴィッド・ボウイやプリンスみたいにジェンダーの境界を押し広げた男性はいたけど、女性はいなかった」
「若い人にとって、象徴してくれる存在は大事。自分は1人と感じている人が、似ている人がいるんだと思えるようなね。LGBTQIA+のフラッグの傘下にいる誰かと出会うことがね。全員家族だから」
「今のイングランドやアメリカほどクイアな人々にとって怖い時代もない。けど恐れに遭遇すればするほど、私たちは喜びを持って来なきゃいけないのも事実。誰も喜びを取り上げることはできないから、決してね。私たちは何処にも行かないわ」