米カントリー歌手のミランダ・ランバート(39)が、コンサート中にセルフィーを撮影していたファンたちを注意した。15日に開催されたラスベガス定期公演「ミランダ・ランバート:ヴェルベット・ロデオ」で、『ティン・マン』の演奏を途中で止めたミランダ、観客らの自撮りが「イラつく」として自身の思いをステージ上で語った。
「ちょっと中断するわね。女の子たちが自分のセルフィーばかり気にしていて曲を全く聴いていない。ちょっとイラつくんだけど」「私は全然好きになれない。今夜はカントリー・ミュージックを聴きにここにいるわけで、私はそのカントリーとかいう音楽を歌っているの」
そしてセルフィーを撮影していた観客を座らせた後、ミランダは「じゃあ再開しましょうか?」と続けていた。
ミランダの行動に観客席から歓声が上がる中、コンサートの模様を捉えたTikTok動画には、「行こう。ファンにそんなことしないでしょ」と言いながら会場を後にするファンの声が捉えられている。
最近はコンサート中の観客のマナーに関する議論が白熱しているところで、先月にはビービー・レクサが、ニューヨークのコンサート中に観客席から投げられた携帯電話で顔を負傷、3針縫う事件が発生していた。
当時ツイッターにはその様子を捉えた動画が投稿され、「最高に良かったコンサートが、ファンがビービーに携帯電話を投げつけたことで台無し。あの後大丈夫だといいのだけれど」とキャプションが綴られていた。同動画では、ステージを去ろうとしていた時に、顔を押さえながら膝をつくビービーにコンサートスタッフが駆けよっている姿が確認できる。