歌手レディー・ガガ(37)が、愛犬誘拐事件の共犯者であった女性に報酬50万ドル(約7000万円)を支払う必要はなくなったようだ。ジェニファー・マクブライドという女性は、2021年2月、ガガの飼うフレンチブルドッグ2匹がドッグウォーカーから強奪された2日後に、それらの犬を警察に届けていたが、無事に戻った際の報酬の支払いをガガが拒否したとして今年2月に裁判を起こしていた。
しかし、マクブライドは昨年12月、盗まれたものと知りつつそれを受け取った容疑に不抗争の答弁をして、2年間の保護観察を言い渡されている。今回の訴えは裁判を前に棄却されたとTMZが報じた。
ガガはこの件に関して、マクブライドが愛犬誘拐をした犯人のグループの1人と主張した棄却申し立ての文書を提出。「原告ジェニファー・マクブライドは犯罪に関与しながら利潤を求めています。犯罪に手を染め、そこから更に利潤を得ることは法律で許されていません」と主張していることがCBSニュースによって伝えられていた。
更にガガの弁護団は、自分は道端で偶然犬を発見した慈悲深い人間であり、ガガの飼い犬だとは知らなかったとするマクブライドに対し、今回の犯罪を知っており直接関係していたと主張していた。