J・キャメロン監督「タイタニックと同じような原因」全員死亡した事故潜水艇の危険認識

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 映画「タイタニック」のジェームズ・キャメロン監督が22日、インタビューに応じた。タイタニック号探索ツアー中に海中で消息を絶った潜水艇の破片が海底で見つかり、乗員5人が死亡した事故について、船体設計の危険性を認識しており、もっと早く警鐘を鳴らせばよかったと語った。

 キャメロン監督は映画「タイタニック」の調査・製作中に深海探検家となったことでも知られる。事故を起こした潜水艇については、以前から危険性が指摘されており、今回の悲劇はタイタニック号の船長が氷山の危険性を軽視したように、警告に耳を貸さなかったことが原因だという考えを示した。

 キャメロン監督はインタビューの中で、「この装備と潜水艇について多くの懸念があった。私は当時『アバター2』の制作に関わっていたため、直接的には関与していなかったが、多くの関係者が集まり、オーシャンゲートに宛てて手紙を書いた。『認証を取得しなければならない、(認証を受けずに)人を潜水させることは無責任で、惨事を引き起こす可能性がある』と伝えていた」などと話した。

 同監督は調査・観光用の潜水艇を製造するトリトン・サブマリンに出資している。

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