映画監督のジェームズ・キャメロンが、「アバター」続編を「エピソード的なテレビ」に例えている。待望の超大作『アバター:ザ・ウェイ・オブ・ウォーター』を監督したキャメロンは、同SF映画が観客の記憶に新鮮であり続けるように、今後数年間、数々の続編が計画されていることを明かした。
ザラップのインタビューで キャメロン監督はこう語った。「私たちは実行していることを正確に把握しています。今後の続編がどんな感じになるかも分かっています。ただ、それを完成させるためのプロセスを踏まなければならないだけなんです。
だから、今から2年後に(『アバター3』の)公開、その3年後くらいに(『アバター4』の)公開、さらにその2年後くらいに(『アバター5』が)公開されるのが理想ですね」「(続編シリーズは)本当は1つの大きな物語ですが、エピソード的なテレビのようなものなんです。それぞれの作品には、各基部の解像を含んでいる。登場人物の問題は、作品の枠を超えて続いていくのです」
一方、『タイタニック』の製作も手掛けたキャメロン監督は、「アバター」シリーズに何年も費やしてきていることに関して、「アーティストとしての時間は有限です。私はいつも、自分が作ることのできない物語がいくつかあることに嘆き悲しんでいます。
しかし、『ストレンジ・デイズ』でキャスリン・ビグローに、『アリータ:バトル・エンジェル』でロバート・ロドリゲスにバトンを渡したように、他の監督が私のアイデアを探求したいと思ったとき、大きな満足感を覚えます。今後も、尊敬する監督とのコラボレーションを楽しみにしています」とエンパイア誌に語った。