韓国の公共放送局なのになぜ?「KBS 歌謡大祝祭」日本開催案が浮上で現地ファン激怒!局側は「確定」を否定

椎 美雪 椎 美雪
「歌謡大祝祭」2022年イメージ(出典:KBS歌謡大祝祭 SNS)
「歌謡大祝祭」2022年イメージ(出典:KBS歌謡大祝祭 SNS)

 韓国放送局であるKBS主催の「歌謡大祝祭」が、今年は日本で開催されるという可能性が浮上し、自国ファンが怒りを見せた。本歌謡祭は1965年に初放送され、今年で58年目を迎えるいわば伝統的ステージだ。

 韓国の複数メディアが同社に取材したところ「検討段階にあり、確定していない」とコメントしたという。しかし一部のメディアでは「12月9日に、日本の埼玉県にあるベルーナドームで開催予定」と、日程と会場名までが具体的に記載されている。

 「KBS 歌謡大祝祭」は、その年を彩ったK-POPスターたちが一堂に会して行われる大規模なイベント。過去には汝矣島(ヨイド)KBSホールやソウル蚕室(チャムシル)室内体育館などで行われてきたのだが、なぜ今年は日本開催案が出たのかは不明である。

 この一報を目にした韓国ネットユーザーは激怒。なぜなら、KBSは公共放送として知られているためだ。日本に置き換えれば、NHKの「紅白歌合戦」を海外で開催するようなものだろう。

 現在KBSには「受信料を払っている公共放送の年末歌謡ステージが、海外で行われるなんて理解できない」という意見が多く寄せられているという。またネット上でも「韓国アーティストが、一年の締めくくりに出演する歌の祭典が、どうして日本で開催されなければならないの?」と不満を爆発させている状況だ。

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