女優ケイリー・クオコは乗馬中の大事故で、危うく脚を失うところだったという。「ビッグバン・セオリー/ギークなボクらの恋愛法則」で人気のケイリーは、同ドラマでペニー役を演じ始めた22歳の時に落馬、そして馬に脚を踏まれたそうだ。
ジェイソン・べイトマン、ショーン・ヘイズ、ウィル・アーネットによるポッドキャスト「スマートレス」に登場したケイリーは「本当に酷い事故」だったと当時を振り返り、手術中に脚を切断されても医師を訴えないことに同意する書類に署名させられたことを明かした。
また手術に関しては「大手術だったの。幸運にも、私は大丈夫だったわ」と語るケイリー、麻酔から覚めた時最初にしたことは、まだ脚がついているかどうか確認することだったという。
脛骨と腓骨を複雑骨折し、骨が突出していたそうで「落馬で折れたんじゃないの。落ちたのは大したことじゃなかった。馬が私を踏んだ時ね。はっきり覚えているんだけど、最悪な事が起こっている時って、一瞬理解できないから『葉っぱの山の上に落ちたのかしら』って感じだった。折れる音が聞こえたのよ。それが400枚の葉っぱじゃなくて、私の骨であると気づくのに5秒か10秒ぐらいかかったわ」と説明している。
「今も」脚にピンやロッドが入っている状態だというケイリーは、医師から3か月は歩けないと言われたことから「ビッグバン・セオリー」のクリエイター、チャック・ロリーに電話をしたくなかったそうだが、実際には、「一週間でブーツを履いて歩けるようになり、2週間で仕事に復帰した」したという。
落馬から回復した経験を「奇跡」と表現。「私には良い傷があるの。凄くタフな人のように感じさせてくれる」と冗談を飛ばした。