ゲーム、アニメ、漫画といったサブカル情報を配信するWEBメディア「otalab」がこのほど、全国のZ世代(18~27歳男女)を対象に「テレビの使用に関する実態調査」を実施し、その結果を公表。Z世代の4人に1人が家にテレビを置いていないことが明らかになった。
同調査では、まず実家暮らしを除くZ世代3153人に対して「家にテレビはありますか?」と質問。その結果、26%が「テレビを置いていない」と回答した。4分の1以上のZ世代が家にテレビを置いてすらいない実態が明らかになり、テレビを見る・見ない以前に、テレビの必要性を感じていない人もいることが分かった。
続いて、家にテレビを置いているZ世代772人を対象に「どのようなテレビを使用しているか」を調査。45%が「地上波のみ映る」、44%が「地上波とVOD(動画配信サービス)が映る」と回答。また、4%ながら「VODサービスのみ映る」との回答もあり、Z世代の約半数がVODサービス付きのテレビを使用していることが明らかになった。加えて、テレビの使用頻度を聞くと、52%が「ほぼ毎日」と回答。その一方、8%は家にテレビがあるにもかかわらず「使用しない」と回答した。
最後に、Z世代がテレビを使用する理由を調査。最多は「お気に入りの番組や動画を見たいから」(296人)で、次いで「特定の見たい番組や動画があるから」(180人)という結果になった。一方「暇だから」は177人、「部屋に音が欲しいから」は88人にとどまった。
同調査では「Z世代にとって、テレビは『見たいものを見る』というのが主流であり、『なんとなく見る』という人は少ないということが見受けられた」とした。(otalab調べ)