嵐・櫻井翔(41)が5日、月曜キャスターを務める日本テレビ系「news zero」(月~金曜、後11・00)で、ジャニーズ事務所・ジャニー喜多川前社長による性加害問題について初めて言及した。
番組では、元ジャニーズJr.のカウアン・オカモト氏らが国会で児童虐待防止法案の改正を求める約4万人分の署名を提出したニュースを紹介。「この件について自分の言葉でお伝えできれば」と切り出し、目に涙を浮かべながら「責任が問われている事務所に所属している、被害者に見られうる立場でもあり、コメントすることは難しいと考えていました」と話した。
さらに「臆測で傷つく人がいる。同じジャニーズJr.として過ごしてきた大切な仲間の中には、この世界とは全く違う世界で歩んでいる人もいる。あらぬ臆測を呼ぶことは、何より避けなくてはいけない」と力説。「ジャニーズ事務所は、話したくない人の口を無理やり開くことなく、しっかりとプライバシーを保護した上で、どのようなことが起こっていたか調査してほしい」とし、「あらゆる性加害は許してはならないし、起こしてはならない」と声を詰まらせながら訴えた。