ジャニーズ激震!滝沢秀明副社長が退社 わずか3年9カ月で幕 重圧と戦い孤軍奮闘

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 ジャニーズ事務所
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 ジャニーズ事務所副社長の滝沢秀明氏(40)が、10月31日付で同事務所を退社したことが明らかになった。滝沢氏は2018年限りでタレント業を引退後、翌年にジャニーズJr.の育成を担う関連会社「ジャニーズアイランド」社長、事務所副社長に就任。Snow ManやSixTONESのデビューなど手腕を発揮してきたが、道半ばで事務所を去ることになった。「-アイランド」の後任社長には井ノ原快彦(46)が就任する。

 滝沢氏はジャニー喜多川前社長の“後継者”として、Jr.の育成や演出に専念するため、2018年末でタレント業を完全に引退。19年1月に36歳の若さでジャニーズアイランド社の取締役社長に就任し、手腕を振るってきたが、わずか3年9カ月で幕が下ろされた。

 功績は大きかった。長いJr.時代を過ごしてきたユニットに、デビューの道筋を与えた。20年1月にはSnow ManとSixTONESの同時デビューを実現させ、今やトップスターに。10月28日にはTravis Japanを全世界配信デビューという形で世に送り出したばかりだ。ジャニーズJr.の公式YouTubeチャンネル開設などジャニーズが比較的慎重だったデジタル進出を推し進め、Jr.の“22歳定年制”導入といった改革にも乗り出した。

 身を粉にして奮闘してきた滝沢氏だったが、ひとりで背負うものの大きさは想像以上で、重圧との戦いだったのではという見方もある。東西合わせ約300人もの大所帯のJr.を抱えながら、ジャニーズは常にトップに立つことを求められる。

 しかも「-アイランド」社長に就任して約半年後、滝沢氏のジャニーイズム継承を「うれしくて涙がこぼれそうでした」と喜んでくれたジャニーさんは帰らぬ人となった。近くで帝王学を身につける時間を十分に得られぬまま、陣頭指揮を執る中で責任感の強さゆえに結果的に孤軍奮闘となった感は否めない。

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