照明、エレベーター、駅の券売機からアーケードゲームに至るまで、スイッチと見ればなんでも押したくなった子供時代…
今SNS上ではそんな子供特有の衝動に寄り添ったアイテムが大きな注目を集めている。
「子が最近やたらといろんなスイッチを押したがるので、『スイッチの集合体』を作りました」
と件のアイテムを紹介したのはフリーライターのしげるさん(@gerusea)。
子供がいろんなスイッチを押したがる様子を見て、工作の得意なお父さんが作ってあげたスイッチの集合体。これさえあれば、いついかなる時もスイッチを押して悦に入ることができそうだ。
しげるさんの投稿に対し、SNSユーザー達からは
「素敵だー!
市販の『いたずらさせるためのおもちゃ』には、一切食いつかなかったりしますよね赤子」
「うちの子もスイッチ好きでスイッチ押せる玩具作ったんですが子供が楽に押しやすい産業用スイッチってあまりなくて困りました。へたるまで押して柔らかくしようかとも思いました(笑)」
「オトナも、時々押したくなる衝動に駆られますよね」
など数々の称賛の声が寄せられている。
しげるさんにお話を聞いた。
ーーお子さんはおいくつですか?
しげる:1歳3ヶ月の女の子です。普段はエレベーターのボタン炊飯器の蓋の開閉ボタン、リモコンのボタンや照明のスイッチなど、目に入ったスイッチ、ボタン類はなんでも触ろうとします
ーースイッチの集合体の製作方法についてお聞かせください。
しげる:秋月電子のWEBサイトで面白そうなスイッチを探して購入、届いたところで採寸し、その数字をもとにベース部分をTinkercadで設計して、3Dプリンターで出力しました。軽い気持ちで作ったものなので苦労したところは特にないのですが、子供は子供向けっぽい雰囲気を結構敏感に察知するので、そういった感じがないようなものにしようと思って作りました。
ーーお子さんの反応はいかがでしょうか?
しげる:割と気に入ったようで、今のところは一人でパチパチとスイッチを押して遊んでいます。また、親に持たせて親がスイッチを操作しているところを眺めるという遊び方でも遊んでいます。
ーー反響についてご感想をお聞かせください。
しげる:本当に軽い気持ちで作ったものだったので、こんなに反応があると思わず驚きました。多分、割と多くの人が「こういうオモチャがあるといいな〜」とぼんやり考えていたのかな……と思います
◇ ◇
いつか大きくなったしげるさんのお子さんがこのアイテムを見て、父親の大きな愛に気付く日が来るのだろうか。
なお今回の話題を提供してくれたしげるさんは、現在、複数のメディアで模型やアニメなどホビー系の記事を中心に執筆中。取材、ライティング依頼も随時、受け付けているということなので、ご興味ある方はぜひしげるさんのSNSをチェックしていただきたい。
しげるさん関連情報
Twitterアカウント:https://twitter.com/gerusea