22日に45歳で死去したお笑いコンビ・青空の須藤理恵さんへの思いを、相方の岡友美(45)が訃報発表後、初めて伝えた。29日、公式ブログに「相方。」のタイトルで記事を新たに投稿。須藤さんを悼んだ。
「須藤を応援してくださったすべての皆様 今まで本当にありがとうございました。人付き合いが上手で、器用で、とてもおもしろい人でした」と書き出し、「相方がもういないなんて全く意味がわかりませんし、心の整理もつきそうにありませんが、須藤本人が一番びっくりしてると思います」とつづった。須藤さんの急死は26日に所属する吉本興業から発表され、死因は非公表とされていた。
岡は「おばあちゃんになるまで漫才やると思ってた。NGKの1週間出番ほしかったよな。NGKで単独ライブやってみたかったよな。須藤、よく頑張ったな。私ら頑張ってたよな。なかなかイケてたよな笑 最後の出番がNGKで良かったよ」と、1997年に結成したコンビの歩みをかみしめるようにつづった。続けて「そっちの世界でのんびり野球観てお酒飲んでつべこべ言うて楽しく過ごしてくださいな。あんたの大好きなDeNAの大和選手と牧選手 お花贈ってくれたで。良かったな!」と呼びかけた。
岡自身の今後については「来月予定していた単独に関しては一旦中止とさせていただき、また今後の活動に関してはゆっくり時間をかけて考えていきたいと思います」と報告した。
芸人仲間から「すー」「すーちゃん」「すー姉さん」の愛称で親しまれた須藤さん。baseよしもと、うめだ花月等の舞台やテレビ番組、ライブ、賞レースで活動し、後輩芸人の指導を行う教育係も担ってきた。熱烈な野球好きを反映させた活動も行ってきた。訃報が流れた後は多くの芸人仲間から追悼の声が寄せられ、27日に通夜、28日に告別式が大阪市内で執り行われた。
岡は最後に「告別式が終わって家帰って預けていた次男坊迎えにいって買い物行って長男の練習着洗濯して、、誰かが亡くなっても普通に時が流れていく現実、、なんなんですかね」と、記事を締めくくった。喪失感を抱え日常生活を送る、そのやるせなさを言葉にした。