英王室も現代的な子育て いたずらにお仕置きではなく対話で解決?

海外エンタメ 海外エンタメ
 チャールズ国王
 チャールズ国王

 英国のチャールズ国王は、ウィリアム皇太子の3人の子どもたちにできるだけ「普通」の教育を受けてほしいと考えているようだ。今月6日にロンドンのウェストミンスター寺院で妻のカミラ王妃と共に戴冠式を行ったチャールズ国王は、式典中、孫のジョージ王子(9)を戴冠式のページとして迎え、きょうだいのシャーロット王女(8)とルイ王子(5)は列席者として同席していたが、王室の若者たちが後悔するかもしれない「失敗」をしないことを切望しているという。

 王室の専門家でセント・アンドリュース大学の現代史教授であるチャンドリカ・カウル氏は、チャンネル5のドキュメンタリー番組でこう語った。

 「チャールズ国王は、自分が犯したと感じてらっしゃる過ちを、特に心の問題に関して、孫たちにはして欲しくないと強く願っているようです」

 「国王が望んでいらっしゃることは、幼い孫たちができるだけ普通の方法で成長し、自分の感情を恐れず、望む相手と結婚する自信を持つこと、より丸みのある人間に育つ手助けをしたいということだと思います」

 一方、昨年9月に崩御されたエリザベス女王の報道官であったアイルサ・アンダーソン氏は、シャーロット王女について、「私には、シャーロット王女が公的行事でスポットライトを浴びることに全く抵抗がないように見えます」とコメントしている。

 ウィリアム皇太子と妻のキャサリン妃は昨年、ロンドンからバークシャーに引っ越し、3人の子供たちはラドブルック校に入学、「金魚鉢」のような王室の生活から逃れるためだと言われている。

 王室専門家のジェニー・ボンド氏は、OK!誌にこう語った。

 「ご夫妻は、特にウィリアム皇太子は以前、精神衛生の重要性、子供たちに感情的知性を与え、自分がどう感じるか、自分の感情が何であるかを親に伝える場を与えることについてお話ししていました」

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース