当選後に偽ブランド販売が発覚 足立区女性区議が任期初日に即辞職 「お許しいただけるなら」再出馬に含み

杉田 康人 杉田 康人
足立区議会
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 東京都足立区議選(21日投開票)で立憲民主党から立候補し、初当選した和田愛子氏(38)が26日、任期初日だった同日に辞職した。和田氏は25日、自身のツイッターを更新し「明日5月26日の任期開始とともに即日辞職することを決断し、先ほど議会事務局へ必要な書類を提出いたしました」と、25日に辞職届を出したことを明かしていた。同区議会は26日、和田氏の辞職届を受理した。

 和田氏は2022年5月、人気ブランド「アニエスベー」の偽物のバックをフリマアプリで販売した疑いで、2023年3月、警視庁に商標法違反容疑で書類送検されていた。東京簡裁は5月、同違反罪で罰金20万円の略式命令を出したが、21日の当選後に罰金刑を受けていたことが報道で発覚していた。

 ツイッターに掲載された書面では「私が商標法違反で書類送検され、罰金刑の略式命令が下されていたことは事実です。立憲民主党には5月24日付で離党届を出し、除籍処分を受けました」と、罰金刑を受けたことを事実と認めた。

 今後については「時間がかかっても、まずはお世話になった方々おひとりおひとりにお詫び申し上げたく思います」とつづったが、ツイッターに公開された動画では「お許しいただけるなら足立区のお役に立てることをできたらと考えています」として、4年後の再出馬に含みをもたせた。

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