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78歳、カントリー界大御所歌手が死去 レビー小体型認知症、パーキンソン病、肺炎の合併症

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ジョー・イーライさん
ジョー・イーライさん

 1970年代におけるテキサスのプログレッシブ・カントリー界の中心的存在であったジョー・イーライさんが死去した。78歳だった。レビー小体型認知症とパーキンソン病、肺炎の合併症により、15日にニューメキシコにある自宅で息を引き取ったことを代理人が伝えた。

 イーライさんはジミー・デ―ル・ギルモアとバッチ・ハンコックと共にフラットランダーズを結成。活動開始当初は注目を得られなかったが、後にテキサス音楽で影響力を持つ存在となった。1977年にセルフタイトルアルバムでデビュー。続く「Honky Tonk Masquerade」でカントリーとルーツ音楽における唯一無二の存在として評判を確立した。70年代後半にはザ・クラッシュのジョー・ストラマーと親しくなり、ツアーでオープニングをつとめたほか、1982年のシングル「ステイ・オア・ゴー」ではバックボーカルとして参加、後に自分のバージョンをレコーディングしている。

 そのキャリアにおいてイーライさんはほかにも、リンダ・ロンシュタット、ポール・マッカトニー、ブルース・スプリングスティーンなど大物アーティストたちと共に活動した。スプリングスティーンは今年4月の「American Music Honors」で、米国の音楽界に貢献した象徴的なアーティストとしてイーライさんをたたえたパフォーマンスを披露していた。

 数々の健康問題に悩まされながらも、音楽活動を続け、今年には最後のアルバムとなった「Love and Freedom」をリリースしていた。

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