テレビ朝日の玉川徹氏が22日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で、歌舞伎俳優の市川猿之助が救急搬送され、両親が亡くなった件について、両親の死因が向精神薬中毒とされたことに「発作的であれば、この方法はそぐわないのではないか」との疑問を呈した。
番組では、18日に救急搬送された猿之助と、亡くなった両親の問題について特集。両親の死因は向精神薬中毒であることも判明している。
亀治郎時代から共演経験のある石原良純は「常に歌舞伎役者で、澤瀉屋を思い、取り組んでいるスーパー歌舞伎を思っている方で、それが今、公演中ですよね?その中でこう言うことが起こったのは、どういう思い、どういたったのか…」と表情を曇らせた。
そして「何か腑に落ちない。ずっと歌舞伎のことだけ思い続け芸を磨き、楽しんで頂く事をやり続けていた人が、なんでこんな大事な時にこういうことなのか。不思議というか…」と首をかしげた。
玉川氏も「突発的、発作的というのであれば、この方法っていうのはちょっとそぐわない。だって1人じゃなく、3人が、2人が亡くなってますが、それぐらいの量(の薬を)集めないといけない。入手の問題。もし自分でとなると、3人が3人分長期にわたってためないといけない。長い計画性を持ってという話になるが、そういう雰囲気が猿之助さんに見られなかったと」と、大量の薬を集めるには、以前から計画をしていなければ難しいのではないかと指摘。
一部週刊誌でハラスメント報道がなされていたが「一部報道が関わっているとなれば、突発的、発作的となるが、ならなぜそれだけの薬があるのか。ちょっと腑に落ちない」ともコメントしていた。
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