歌手のテイラー・スウィフトが先日のコンサート中、観客に不適切な態度を取っていたとみられる警備員を注意した。現在敢行中の「ジ・エラズ・ツアー」のフィラデルフィア公演で『バッド・ブラッド』を歌っていた際、1人の女性の観客を怒鳴りつけている警備員を発見。「何も悪いことはしてない」とステージから呼びかけるテイラーを映した動画がネットで話題になっている。
テイラーが守ろうとしたその女性ファンを名乗るユーザーのTikTokへの投稿によれば、その警備員はずっと態度が悪かったそうで、「私たちが何かしようとするたびに、柵に触るなと言い続けていた」「私たちが踊って楽しもうとしているのを気に入らなかったみたい。それをテイラーが気づいてくれたの。その警備員はその後連れ出され、私たちには無料のチケットを提供してくれた」と説明している。
そんなテイラーの今回のツアーは先日、嵐で長時間の遅延に見舞われるトラブルにも見舞われていた。
テネシー州ナッシュビルのニッサン・スタジアムでライブを予定していたテイラー、現地で雷が発生したため、天候が安定するまで屋内退避となり、落ち着いてから再開されるに至っていた。テイラーは長らく待っていてくれた観客に対し、「皆にパフォーマンスを届けるため、私たちは何時間も待っていた」「そして皆もずっと待ってくれていた。お互いの愛が今存在している。私たちのために待っていてくれてとても嬉しい。ナッシュビル。今日は正式に雨の公演ね」と感謝の言葉を投げかけていた。