元SMAPでオートレーサーの森且行(49)が13日、京都市内でTBSドキュメンタリー映画祭「オートレーサー 森且行 約束のオーバルへ」の舞台あいさつに、穂坂友紀監督(44)と登壇した。作品は2021年1月の落車事故で命の危険もあった大けがを負いながらも、復帰を目指す森の2年間を追ったドキュメンタリー。SMAPの仲間とのエピソード、思いも語られている。
映画を見終わった観客を前に森は「監督に追っかけてもらったおかげで、ファンのみなさんの前に立てることができるので、監督に感謝しかありません」と、穂坂監督に向かって頭を下げた。
一緒にカラオケにも行く穂坂監督から「『笑顔のゲンキ』は絶対に歌いますよね」とSMAPの名曲を熱唱することをばらされると照れ笑い。いろいろなSMAPの曲も歌うようで「ちゃんと、ここは誰々パートだからとか。上半身は振り付けで歌っています」と詳細を明かされていた。
今年4月6日の復帰戦前にはプレッシャーもあったが、香取慎吾からが「人生、死ぬまでチャンスがあるから、負けてもいいよ」、草彅剛からは「復帰できただけで勝ちだから」とメッセージを受けて、気持ちが楽になったという。結果、ぶっちぎりの1着。「何てかっこいいんだろう」と自画自賛で観客を笑わせた。
原動力はSMAP5人の存在だ。「オートが好きなのもありますが、5人が頑張っていてくれているから、僕も頑張ろうという気持ちになる。それが一番でかいですね」。仲間の活躍が大いに励みになっているようだった。