アイドルグループ・メロン記念日の元メンバーの大谷雅恵(41)が11日、テレビ東京系「じっくり聞いタロウ~スター近況マル秘報告~」で、生活保護を受け自己破産したことを明かした。
大谷は00年にデビューし、10年後に解散したことから、フリーのタレントとして再スタートを切った。直後に事務所を円満退社したものの、アイドル時代の税金の支払いに終われ、独立した翌日からバイト生活に突入した。
工場で仕分け作業をしたりなどのバイトを行っていたが、36歳の時からライブ配信を開始。「それで生活できていたときもあった。平均で30万円、いいときは50万円」もの収入があり、意を決してバイトを辞め、配信一本に絞った途端にコロナが流行。「夜のお仕事の人たちが配信業界に流れてきた」と、キャバ嬢らがライブ配信を行うようになり、状況が激変したという。
イベント配信での投げ銭などが大きな収入となっていたが、キャバ嬢の客などは金持ちが多く、投げ銭が桁違い。ファンは多くの投げ銭で推しを勝たせることが楽しみでもあることから、大谷のファンは戦意喪失し、「もう無理って投げ銭しなくなって」どんどん離れていき、収入も「1万5000円ぐらい」となってしまったという。
生活ができなくなり、「500万円」もの借金を抱えることに。配信のクオリティをあげるための機材や、衣装など「自己投資」と思って散財してしまっていたこともあり、家族からも「突き放されてしまった」という。
「当時は所持金4000円」しかなかったため「1人では生きていけない」と生活保護を受ける覚悟を決め、「泣きながら(役所へ)行った」と38歳のときに生活保護を申請。生活保護のお金は借金返済にあててはいけないため、翌年の39歳で自己破産したと告白していた。