イ・ジュンギが4年ぶりに来日!ファンイベントで5000人超の日本ファンを魅了

椎 美雪 椎 美雪
いくつになっても変わらない美しさ!!((c)THE STAR PARTNER)
いくつになっても変わらない美しさ!!((c)THE STAR PARTNER)

イ・ジュンギファンミーティング 僕たちの花火


 “エンターテイナー イ・ジュンギ”が4年ぶりに日本のファンと再会した。

 5月5日、パシフィコ横浜国立大ホールでは、韓国俳優イ・ジュンギのファンイベント『2023 LEE JOON GI SPLENDOR Family Day:僕たちの花火』が開催され、約5000人以上のファンが会場を埋め尽くした。

 暗転し、場内の音楽が大きくなるとともに、ファンは手拍子で彼の登場を今か今かと待ち焦がれる。

 センターからイ・ジュンギが登場すると、一気に総立ちとなり歓迎した。

 1曲目の『My Lady』の歌唱でイベントが始まると、止まることなく6曲を歌い上げる。“ファンイベント”と記載してあるが、まるでコンサートツアーと思わせるほどの勢いである。それにしても、普段からアーティスト活動をしているかのように歌いながら踊る姿は、変わらず見事だ。

 歌い終えると「日本のファンの皆さん、(投げキッス)」とファンサービス。イヤモニを外し、ファンの歓声にしばし耳を澄ませた。

 「本当にお久しぶりです、皆さんの俳優、イ・ジュンギです」と自己紹介。

 「ずっとずっと会いたかったです、皆さんもですか? 僕は歌いながら泣きそうで、感情を抑えるのに大変でした」

 「昨日からとても緊張していて、まだ緊張しています。ベストを尽くすので、幸せな思い出を一緒にたくさん作りましょう」

 と伝えると、客席はあたたかな拍手でそれに応えた。

 ここでMCが登場し、4年ぶりの日本公演について聞かれると
「コロナがなかなか収束しないので、もうずっと会えないかもしれないと思いました。俳優として作品を通してしか会えないのかなと…。とても寂しく過ごした4年間でした」心境を明かす。

 その後、最優秀演技大賞をもらった時のことやドラマ撮影のエピソード、放送を控えているドラマ『アスダル年代記2』についてなど、近況を伝えた。

 ゲームコーナーでは、おもちゃのガンを使ってファンから届いたリクエストや悩みを解決。イ・ジュンギは「軍隊に行ってきた僕に、シューティングは簡単」と予告通り、小さな的を外すことなく全て的中させ、ファンを感嘆させた。また“うそ発見器”が猫耳になったものを装着されると、緊張の面持ちになるなど、素の表情で会場を和ませた。

質問の一つで「過去に戻ってやりたいことありますか?」と聞かれると「今が幸せなので、過去に戻っても同じように生きたいです。今の生き方に後悔はありません」と言い、大きな拍手が鳴り響くのだった。

 4月17日に誕生日を迎えたイ・ジュンギのために、少し遅れたバースデータイムが設けられたのだが、ここでファンからサプライズメッセージや映像が後ろのモニターに大きく映し出され、イ・ジュンギは胸がいっぱいという表情を見せる。そして
「本当にたくさんの方たちからメッセージをいただいて、とても感動しています。いろいろな思いが交差しますね。皆さんの愛にもっと報いるために、頑張らないとと思いました」

 この日、肩にかかるほどのロングヘアだった彼は「皆さんに見せるために髪を切らずに来ました」と言い「皆さんしっかり見ておいてください、これが最後ですから(笑)」と和ませた。

 そして「毎年皆さんに会えることが、当然だと思っていたことを反省しました。4年間できなかったこと、これからたくさんお見せしたいです。ずっと一緒にいてください」と深く一礼し、イ・ジュンギからファンへ拍手を贈った。

 ベテランともなると、落ち着いて、少しかっこつけたくなりそうな気もするが、彼にはそんな気持ちは一ミリもない。ただただ「ファンと楽しみたい」「ファンと一緒に幸せな時間を過ごしたい」という思いなのが伝わってくる。時におどけて、コミカルに笑わせて、ステージでは完璧に華麗に歌い踊る。「僕も年を取ったから」と口にしたが、そんなことはみじんも感じられないキレのある動き。いつだって120%の力で、われわれの前に立ってくれるのだ。

 だからこそ、4年という会えない時間も、ファンはブレずに彼との再会を待っていたのだろう、会場が満席なのも納得だ。

 アンコールでも、「もっと遊びましょー!」と登場し、ステージを右に左に走り、ファン一人一人と目を合わせるかのように声援に応えた。最後はステージ真ん中に座り込んでしまうほど、力を出し切った様子。

 「皆さんのおかげで、僕の方がたくさんエネルギーをもらってストレス解消にもなりました。もう一度心から感謝します。皆さんいつまでも、どうか健康でいてください、愛してます!」と投げキッスをして退場。最後まで“エンターテイナー イ・ジュンギ”としてファンの心をつかんで離さなかった。

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