英国のウィリアム皇太子とキャサリン妃が4日、地下鉄に乗ってロンドン内にあるパブに向かった。皇太子夫妻は、ロンドン西部アクトン・メイン・ライン駅でロンドン交通局の職員とチャールズ国王戴冠式について会話を交わした後地下鉄に乗車、3駅目のトッテナム・コート・ロード駅で下車して、ソーホー地区にあるパブ「ドッグ+ダック」へと足を運んだ。
英ハロー!誌によると、戴冠式に関して質問されたキャサリン妃は「忙しくなりますね。準備は進んでいますよ。まだアヒルを一列に並ばせようとしている感じですが」と答えていた一方で、パブでお酒を楽しんだウィリアム皇太子は、地元のビジネスマンのグループに「パブでは最高の会話ができるんです。誰と会うか分かりませんからね」と話したものの、「仕事モードに戻る」ために、飲む量に気を付けないとならないと冗談を飛ばしていたという。
ピープル誌によると、外で待っていた人々に「シードルを少し飲んだだけです」と明かしていた皇太子は「戴冠式の後には飲みますが、今はだめです」と話したそうだ。
またキャサリン妃は、戴冠式で「ページ・オブ・オナー」の役目を担う長男のジョージ王子(9)が、リハーサルに参加しており、儀式を「楽しみにしている」とも話していたという。
さらに戴冠式に向けて人々が世界中からロンドンを訪れていることを「素晴らしい」とした皇太子は、ある夫妻にフランス語で挨拶。しかしその夫妻は「彼のフランス語はそれほど上手くありませんね」と同誌に感想を漏らしていたそうだ。