ベテラン映画監督 マーベル映画シリーズ3部作完成で安堵 アライグマのロケットの物語に強いこだわり

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 ジェームズ・ガン
 ジェームズ・ガン

 映画監督ジェームズ・ガンが、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」3部作を完成し、「もの凄くホッとしている」という。2014年に第1弾が公開されて以来、ガン監督はマーベル・シネマティック・ユニバースの同シリーズを全て指揮しており、シリーズ完結編となる『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』は5月3日に公開される。

 スター・ロード、ガモーラ、ドラックス・ザ・デストロイヤー、ロケット・ラクーンらのキャラクターやストーリーについて、ガン監督はパリで行われた会見でこう語った。「この11年間、人生の60パーセントは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のことを考えてきたと思う。つまり、これが私の人生のすべてを占めていた。『ガーディアンズ』以外のことを考えるためには、自分の世界のすべてを調整しなければならないという奇妙な状況で、難しいものだ」

 「しかし、この3部作を完成させ、すべてのキャラクターがふさわしい尊厳を得られ、私たちが本当に誇りに思う形で終えたと感じることができて、率直に言って、もの凄くホッとしている」

 また、第3弾は、ブラッドリー・クーパーが声優を務め、遺伝子操作によって人間並みの知能を得た賞金稼ぎのアライグマ、ロケット・ラクーンに大きく焦点を当てている。ガン監督は「私にとってのこの3部作の中心だった」「ロケットの物語を終わらせる必要性を深く感じたからこそ、この映画を作ることになった」と明かした。

 ピーター・サフランと共に新しいDCユニバースの創造に専念するため、DCスタジオの共同会長と共同CEOに就任したガン監督、一方でカレン・ギラン、ゾーイ・サルダナ、クリス・プラット、デイヴ・バウティスタ、ヴィン・ディーゼルらキャストとの繋がりがなくなることを惜しみ、「長い間、人と一緒に仕事をしていると、面白いことに、そのプロセス以外のところで、その人たちと友達になり、分子レベルで知り合うようになるんだ」と話した。

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