23日に投開票された衆院千葉5区補選で初当選した自民党の英利(えり)アルフィヤ衆院議員(34)が26日、初登院した。黒のスーツ姿だったが、足元は白いスニーカー。「選挙中に走り過ぎて足を痛めてしまいまして…ヒールが履きたかったんですけど、まだ少し安静にしなければならないということで、1週間くらいはスニーカーになるかと思います」と話した。
英利氏は「非常に身が引き締まる思い。私を代表として、議席を託してくださった浦安市、市川市の皆さま…投票してくださった方、そうでない方も含めて、ちゃんとした市川・浦安代表になれるよう頑張っていきたい」と意気込んだ。
国会議員として取り組みたいことを記者団から問われた英利氏は「選挙期間中は地元の懸念事項だった経済政策、子育てなどの社会保障、防災・減災を強く訴えてまいりました。この3つに注力するとともに、自身の専門性もありますが外交・安全保障、こちらにも力を入れたいと思っています」と、元日銀、国連職員としてのキャリアを強調した。
政治資金規正法違反事件にからみ、自民を離党した薗浦健太郎元衆院議員(50)の議員辞職に伴う千葉5区補選で当選した英利氏。「同じ自民党から立候補したものとして、選挙期間中は私自身も取り組まなければならない、自分自身が自民党の中からクリーンな政治を進める、信頼できる政治を進めるということに注力していきたいということを訴えてきた。同じように進めていければ」とした。