宇宙飛行士、ミッション中に薬を製造へ!? 有人ミッション成功に不可欠 NASAが研究進める

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宇宙飛行士
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 宇宙飛行士が、宇宙で薬を製造する日が来る可能性が高まっている。NASA(米航空宇宙局)は、地球外に飛び出すと薬へのアクセスが困難であることから、 将来の有人ミッション成功に薬品を確保できる環境は必須であるとしている。

 「宇宙薬局」的ミニ実験室の中で、宇宙飛行士によるバクテリアを使った薬の製造を目指しているそうで、NASAはこの研究に63万ポンド(約1億500万円)を投資。宇宙や太陽光線からの放射線の影響、骨へのダメージや腎臓結石に対応した薬を作る意向だという。

 カリフォルニアにあるNASAのエイムズ研究センターのリン・ロスチャイルド博士はこう説明する。「病気は生きることに関する本質的な部分です。そして宇宙のミッションにおいて、病気の予防、診断、治療は必須です。医薬品は地球上でも品質管理が難しいですから、宇宙では尚更となります」「宇宙探索においてNASAが新たな時代に突入した今、効果的な医薬品の必要性に向き合わなければいけません」

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