イタリア・ピエモンテ出身、日本在住15年目を迎えるフードライターのマッシ氏が13日、自身のツイッターに新規投稿。住居を東京から石川・金沢に戻すことを報告した。転居から4カ月弱、「今居る環境に合わない」と東京での生活に見切りをつけた。
著書「イタリア人マッシがぶっとんだ、日本の神グルメ」(KADOKAWA)を上梓するなど、日伊の違いの面白さ、日本食の魅力をテレビ等のメディアでも発信していたマッシ氏が決断した。
「優しい皆様へ」とした文書。「2022年12月17日に金沢から東京に引っ越した結果、美味しいもの食べたりやりたいことをできたりフォロワーさんに会えたり、充実した日々を過ごしてきました」と切り出した。
そして「この中で分かったのは、好きなことができても美味しいものを食べても、大事なのはいる環境なのだということです」と続け「東京に住めば住むほど今いる環境に合わないと感じました。そして居るべき場所、帰るべき場所を考えた時に、石川県にしかないと感じました」と思いをつづった。
「そういうことで、5月1日から再び金沢に移住します。金沢から離れて石川県はもちろん、北陸の良さ、食文化、思い出を考えない日はありませんでした。金沢を拠点にしながら、北陸から日本全国の情報を発信し続けたいので、皆様に喜んでいただければ嬉しいです。今後とも、こんな僕をどうぞよろしくお願いします」と締めくくった。
マッシ氏のツイッターはフォロワー数16万超。11日は大阪、12日は神戸での食べ歩き成果を投稿している。