11人組ボーイズグループ「JO1」の大平祥生(23)がこのほど、京都府文化観光大使に就任し、同府庁で行われた委嘱式に出席。メンバーとの京都観光が夢だという大平は「それをSNSで発信できたら」と希望を膨らませた。
舞鶴市出身の大平は「(観光大使を)やりたいとはずっと思っていたんですけど、実際になると、信じられないですね」と大役に少し緊張気味。しかし、京都府の西脇隆俊知事(67)から「いろんなところで言いふらしてください」とお願いされると、笑顔でそれを快諾した。
大平は高校1年生まで舞鶴市で過ごした。今や世界中のJAM(ファンの呼称)を魅了するダンスも、コミュニティー施設「舞鶴市西市民プラザ」での練習が原点。「鏡がなくて、ちょっと自分の姿が見えるかな?くらいの窓(の反射)を利用して」とルーツを明かした。
閉式後、大平は「僕にしかできない発信の仕方もある。たくさん京都をPRしていきたい」と決意。委嘱状、バッジとともに授与された名刺には「人生初の名刺です」と笑顔を見せ、誰に渡したいか聞かれると「人生初ですからね…いったん練習で親に渡したい」と話した。
JO1唯一の京都府出身ということもあり「『案内するから一緒に京都、行こ!』ってずっとメンバーに言ってて」とメンバーとの京都観光が夢。多忙な毎日を過ごしているため、まだ実行に移せていないというが「実現したら、それをSNSで発信できたら」と希望を膨らませた。