カップヌードルの完成時間を知らせてくれる「カップヌードルタイマー」がSNS上で注目を浴びている。
「カップヌードルで動くカップヌードルタイマー！3分経つと鐘を鳴らしてお知らせします。電池不要、使い方は乗せるだけ。」と紹介したのはからくり作家のK.$usukiさん(@BellTreeNursing)。
カップヌードルにお湯を注いだ後、台にカップヌードルを置くとからくりが「カチカチ」と音を立てて動き始め、３分経つとお知らせのベルが鳴りラーメンが完成したことが分かる。からくりは重さを利用した仕掛けになっているそう。
SNSユーザー達からは今回の投稿に対し、
「こういうアイテム、大好きです。日清オフィシャルでプレゼントとかしないかなぁ。」「欲しい！売って下さい🙇」「アイデアがすばらしいだけでなく、デザインもすてきですね♪」など称賛の声が集まっている。
K.$usukiさんにお話を聞いた。
近藤理菜（以下「近藤」）：このタイマーを作ろうと思ったきっかけはなんでしょうか？
K.$usuki：普段から色々なからくり作品を作っているのですが、製作が佳境の時はカップ麺を食べることがあり、その際に製作を思いつきました。
近藤：タイマーを作る際、工夫した点や苦労した点がございましたらお聞かせください。
K.$usuki：苦労したのは、部品のほとんどを3Dプリンターで製作しているのですが、バネなどの部品の形状を試作検討していくのが少し大変でした。こだわったのは、3分経った時に鐘が鳴るようになっているのですが、鳴る回数を1回ではなく3回にした点です。設計したとおりに動いたときはとても嬉しかったです。また、全体的なパーツの色もカップヌードル風になるように工夫しました。
近藤：これまでの反響やコメントについてご感想をお聞かせください。
K.$usuki：Twitterにて投稿したところ、「欲しい」という声を多くいただき、嬉しく思います。また、2分や5分など他のカップ麺にも対応できるような機能が欲しいとの声もいただきました。今回はカップヌードル専用として作りましたが、色々なカップ麺に使えるようにするのもいいかなと思いました。
近藤：からくりの魅力はなんでしょうか？また次作のからくり作品は考えられているのでしょうか？
K.$usuki：どこから力が伝わって、どのように変換されていくのか。力の変換を目で追っていけるのがからくりの魅力だと思います。構想を練っている作品はまだいくつかあります。機械式時計やからくり人形の仕組みを応用したものなど、いろいろです。
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この作品の製作動画はK.$usukiさんのYoutubeチャンネルから閲覧可能。
動画を見ると、からくりの部品を作る過程から組み立てまですべてを知ることができる。ご興味ある方は是非こちらもチェックしていただきたい。
K.$usukiさんの関連情報
Twitterアカウント：https://twitter.com/BellTreeNursing
Youtubeチャンネル：https://www.youtube.com/@karakurist
