ECC外語学院「ねこ語コース」開講 エイプリルフール企画 真剣に架空コース作成

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
ECC外語学院「ねこ語コース」ティザー画像
ECC外語学院「ねこ語コース」ティザー画像

 総合教育事業を営むECCは1日、ECC外語学院で「ねこ語コース」を開講する、と発表した。エイプリルフール企画ながら「実際には存在しないコースですのでご了承ください。しかしながら、いつの日かネコに日頃の感謝を直接伝えられるような“真の愛猫人”としての資質を兼ね備えた人材の育成を目指してまいります。私たちはこれからも、言語のチカラを通じて皆さんの夢をサポートします」と呼びかけた。

 発表では、2017年にネコの飼育頭数がイヌの飼育頭数を上回り、2022年の調査ではネコの飼育頭数は約883万頭だった実際の調査結果を前置きした上で、「一方で、人々はネコに癒やしを求めるだけでは飽き足らず、何を考えているのか知りたい、もっとコミュニケーションを取りたいという夢を追い続けてきました。翻訳アプリなどの開発も進められていますが、ヒトは貪欲にネコとの直接の会話を求め続けています」と展開した。

 「そこでECCは、ネコとヒトとのより円滑で実りあるコミュニケーションを実現すべく、十余年の年月をかけてついに『ねこ語コース』の開発に成功いたしました。語学学習において重要な要素のひとつである『講師』にこだわり、ECC独自のネットワークでねこ語に精通したネコ材をスカウト。精鋭のネイティブ講師陣が熱血指導いたします。そのほか、60年以上にわたる語学教育を展開してきたECCならではの教授法・サービスで、ねこ語を学ぶすべてのヒトをサポートしてまいります」と意気込みを続けた。

 〝ネイティブ講師〟として3匹のニャンコを紹介。むぎは「私の名前は『名前ランキング』の常連。こんな小ネタもお教えします」と、佐藤は「東北から来ました。標準語も方言もおまかせください」と、ケビンは「キッズから大人の方まで、楽しいレッスンでねこ語を身につけましょう♪」と頼もしげに決意を述べた。

 勢いに乗って、ECC独自の「ELICITメソッド」を「日本人が苦手と言われる『自分から発信する力』を引き出すECC独自のELICIT(引き出す)メソッドで、ねこ語の習得と同時に、コミュニケーション力の向上を目指します」と紹介。3つの特色を掲げた。

 「主体性を引き出し、発信力を強化」として「初心者の方は大きな鳴き声を出すところから。メンタルブロックを取り払うことで、自信をもってねこ語を話せるよう指導します」と方針を提示。「楽しく話せるグループレッスン」として「レベル別レッスンで、楽しみながら集団の中でも物おじせず、ねこ語で自分の意見を発信するトレーニングになります」と画像を添えて発信。「教室以外の場所でも学習をサポート」として「ECCでは学習効率を最大限高めるために、レッスン以外の時間も有効活用できる教材を開発しています」とネコが画面に登場したオンライン環境を紹介している。

 エイプリルフールの架空コースながら、専用の案内サイトを構築するなど、なかなかの注力ぶりを披露していた。

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