一般社団法人あんしん解体業者認定協会が運営する「解体無料見積ガイド」はこのほど、日当たりが悪い家に住む全国の男女500人(女性332人/男性168人)を対象に「日当たりが悪い家のデメリット」に関する意識調査を実施。6割以上の人が「住む前に日当たりを重視しなかった」ことが明らかになった。
「日当たりが悪い家に住んで感じたデメリット」を聞いたところ、1位は「湿度が高くカビやすい」で158人、2位は「日中でも暗い」で157人、3位は「洗濯物が乾きにくい」で154人という結果に。また、これらのデメリットを解消するために照明、暖房、除湿器などを活用することで電気代がかさむという意見も多数寄せられた。
続いて「住む前に日当たりを重視したか」を聞いたところ「とても重視した」が8.6%、「多少重視した」が29.0%で、合わせて37.6%が日当たりを重視。一方で、6割以上の人が住む前に日当たりを重視しなかったという結果になった。
日当たりを重視しない理由としては「日当たりよりも、経済的な部分や立地などを重視していたため(26歳・女性)」「日当たりが悪いことによる影響を知らなかったので(48歳・男性)」「ほとんど家に居ないので(31歳・男性)」などの声があった。
また、同調査では「日当たりを重視していた人も、結果的に日当たりが悪い家に住んでしまった理由として『他に良い物件がなかった』『後から隣に家が建った』などが考えられる」としている。
最後に「日当たりの悪さによる影響をカバーする方法」を聞いたところ、1位は「部屋を換気する」で16.4%、僅差の2位は「部屋を除湿する」で13.6%という結果に。3位「インテリアの色を明るくする」が9.2%、4位「外出する」が9.0%、5位「カーテンを開ける」が8.8%で続いた。デメリット部門で1位だった「湿度が高くカビやすい」の対策が1、2位にランクイン。暗さ、洗濯物、寒さなどの対策も名を連ねた。
同調査は「『住む前に日当たりを重視せず後悔した』という声もあり、家を選ぶにあたって日当たりの悪さによるデメリットを知っておくことが大切である」と総括した。
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