〝最終対決〟「大谷翔平VSトラウト」が「茂野吾郎VSギブソンJr.」だと話題に 現実で結果覆した

松田 和城 松田 和城
 ペッパーミル・パフォーマンスをする大谷
 ペッパーミル・パフォーマンスをする大谷

 WBC決勝・日本代表VS米国代表で、9回2死から大谷翔平とエンゼルスの同僚で米国代表の主将であるトラウトと〝最終対決〟が実現した。同対決が満田拓也氏による人気野球漫画「MAJOR」(小学館)野球W杯編での、主人公・茂野吾郎とライバル・ギブソンJr.の名シーンに重なると話題を呼んでいる。

 「MAJOR」では主人公・茂野吾郎が、途中から日本代表チームのクローザーとして活躍。決勝の相手・アメリカは、プロ野球選手だった吾郎の父・本田茂治が死亡するきっかけとなる頭部死球を与えたジョー・ギブソンと息子のギブソンJr.擁する因縁の相手。延長16回までもつれる熱戦が描かれ、最後の場面は茂野とギブソンJr.の対決だった。

 試合後、ツイッターでは「茂野吾郎」「ギブソンJr.」がトレンド入り。「大谷対トラウトって・・・もうこんなの茂野吾郎対ギブソンJr.じゃん」「トラウトVS大谷と聞いて、絶対MAJOR読んでた人ならこの2人が思い浮かんだはず」「マジで、吾郎VSギブソンJr.。思い出でした」との声が寄せられた。

 漫画では茂野がギブソンJr.のバットを折りながらサヨナラ満塁ホームランを打たれアメリカに敗れたが、大谷はトラウトを三振に切り胴上げ投手となった。「現実を漫画が越えた瞬間である」「吾郎VSギブソンJr.の結果が現実で覆ったのは感慨深い」「茂野(大谷)VSギブソンJr.(トラウト)で日本が勝つ世界戦だった」など〝フィクション越え〟の展開に感動の声が寄せられた。

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