「白いヤケド」の恐ろしさを描いた漫画が話題 冷して終わりは危険、痛くないけどすぐ病院に

中将 タカノリ 中将 タカノリ

“白いヤケド”の恐ろしさがSNS上で大きな注目を集めている。

きっかけになったのはライブドア公式ブロガーのチカ母さん(@Chika_mother)が「息子が2歳のときに白いヤケドを負った話

白や黒のヤケドは最も重症ってTwitterで見て知ってたから慌てて騒いですぐ病院駆け込めたけど、パッと見ただ白くなってるだけで本人も痛がらない(神経までやられるから痛みを感じない)から知らなかったら冷やすだけで終わってしまっていたかもしれない」

と投稿した4ページの漫画。

ふと目を離した隙にトースターを触り、白いヤケドを負ってしまった幼い息子…早急な対処が功を奏し、どうにか大きな跡が残ることはなかったが、一般社団法人日本創傷外科学会によると白く見えるヤケドは重症の部類。場合によっては手術が必要になるということだ。チカ母さんの投稿に対し、SNSユーザー達からは

「白いやけど…
私も小学生の頃に左肩と右手小指やけどして、それからずっと白いんよね…
このツイート見て、初めて、冷やすだけが危険な行動だって知った…
親に言って病院連れてってもらえばよかった……」

「私も経験者です。2年前位沸騰したケトルが背中に落ち。2週間入院しました。最初は痛み感じなかったですが、毎日の悪い皮膚をこそげ落とされるのは、地獄でした。痛みで気を失うかと思った。
今も痒くなります。」

「無事に回復して良かったです💦
うちの子がコンセントのイタズラ防止カバーを外してモールを突っ込んだために燃えて火傷した時も少し白かったです😣
病院で出たのはアズノール軟膏だけでしたが範囲が狭かったおかげか無事に治りました…。」

など数々の同様の体験談が寄せられている。

チカ母さんにお話を聞いた。

ーーやけどを負われた際、お子さんはどんな反応でしたか?

チカ母:子どもは何が起きたか理解できなかったのか真顔で固まっていました。その後も特に痛がりも泣きもせずでした。

私は白いヤケドが重傷なことを知っていたので、後遺症が残ったらどうしようとパニックになりました。

ーーご経験を踏まえ、読者にやけどを起こした際のアドバイスをいただけないでしょうか。

チカ母:今回は白いヤケドを知っていたので、即皮膚科を受診するという判断ができました。子どものよくある事故や怪我の情報を事前に知っておくというのは大切だと思います。

ーーこれまでの反響やコメントについてご感想をお聞かせください。

チカ母:白いヤケドを負ったことがあるという方からのコメントの多さに驚きました。逆に、初めて知ったという方も多くて注意喚起のお役に立てたなら嬉しいです。

◇ ◇

読者のみなさんも白いヤケドを負った際はくれぐれも早めの対処を心がけていただきたい。

なお今回の話題を提供してくれたチカ母さんのブログ「抱っこだ立つんだ揺れるんだ」では2014年生まれの娘・チカちゃんと2019年生まれの息子・ヒナくんの育児絵日記が日々更新されている。お母さんの愛情がつまったユニークかつ心暖まる内容なので多くの方に一読いただけると幸いだ。

チカ母さん関連情報

Twitterアカウント:https://twitter.com/Chika_mother

ブログ「抱っこだ立つんだ揺れるんだ」:https://dakota2.blog.jp/

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