韓国の人気グループ、BTSのJ-Hope(29)がルイ・ヴィトンのブランドアンバサダーの就任が24日、発表された。BTSとしてのコラボに続き、今年1月にパリ・ファッション・ウィークでメンズウェアのショーにも登場していた。
ルイ・ヴィトンはBTSを「21世紀のポップアイコン」と絶賛。J-Hopeについて「メゾンの新たな章にその独自の魅力とスタイルを持ち込んでくれるだろう」と期待を寄せている。
同ブランドの声明はこう続く。「その高らかなエネルギー、正確な振り付け、クリエイティブな音楽の方向性で世界中のファンから愛されています。ステージの内外関わらずポジティブな存在であるJ-Hopeは、アーティスティックな境界を押し広げ、世界中のオーディエンスをインスパイアし続けています」
BTSは2021年4月に同ブランドのアンバサダーに任命されたものの、その後パートナーシップは終了。グループとしては活動休止期間に入っており、メンバーそれぞれが兵役に向け準備をする中、ファッションブランドと契約し、個人のプロジェクトを進めている。
一方昨年のグラミー賞式典では、メンバー全員がルイ・ヴィトンのスーツを着用し出席、J-Hopeはオールホワイトのスーツにマッチングカラーのスニーカーを身に着けていた。
ジャクソン・ワン、ブラッドリー・クーパー、タハール・ラヒムに続いて同ブランドのアンバサダーとなったJ-Hope。BTSの中では他にも、ジミンがディオール、シュガがヴァレンティノのアンバサダーを務めている。
ちなみに消費者分析を手掛けるローンチメトリックスはK-popのファッションやブランドへの影響について最近こう報告していた。「ブランドがアジア太平洋市場の中で影響を強めることにフォーカスしています。特にブランドはその文化的な時代精神に入り込み、グローバルな影響力を模索しているところです。両方の週を通して、韓国がその影響に関して支配的でした」