参院懲罰委員会は21日、2022年の参院選に当選後、一度も国会に出席せず、参院議長が発した招状を事実上拒否したNHK党のガーシー参院議員(51)を本会議場で陳謝させる懲罰案を全会一致で決めた。
22日の参院本会議で採決し、正式決定する見通し。国会法では重い順から除名、登院停止、議場での陳謝、戒告がある。
懲罰委では、NHK党の浜田聡参院議員(45)がガーシー氏の代理として出席し、国会欠席を続ける弁明書を代読した。
3月上旬の本会議でガーシー氏が陳謝することになるが、帰国すら白紙だ。陳謝に応じなければ再び懲罰委が開かれ、いよいよ「除名」が現実のものとなる。