寺院の境内を守る仁王像と家でティータイムを楽しむシュールな光景を切り取った写真がツイッターに投稿され、「すごい絵面」「仁王像と同棲している感じで笑ってしまったwww」「どういう状況かわからないけど仁王像がドーナツ持っててかわいい」「女子会みたいでいいね」などと話題を呼んでいる。
仁王像もたまには休みたいのかも?東京藝術大学卒業生のみよしん(@GOEGOE05)さんは、「ホットケーキ食べました。ちょうど隣で乾燥中の仁王像が居たので、見せつけながら食べました。おいしかったです」とつづり、写真を投稿。笑顔でドーナツを手にしたり、狛犬(こまいぬ)とたわむれたりする仁王像のそばで、バターが乗った3段重ねのホットケーキが存在感を示している。
みよしんさんによると2体の〝同席者〟は、4月に初めて開催する個展で出品する新作。仁王像の大きいイメージから、写真のホットケーキが「デカすぎる」と錯覚を起こした人も見られたが、2体とも像高50センチ、幅と奥行きは40センチ四方に収まる大きさだという。
みよしんさんは、写真を撮影した経緯について「空がきれいだなとか、一緒に居る人を撮りたいなと思ったら自然と写真を撮るように、私が生活している中で『あ、写真撮りたいな』と思ってただ撮影をしただけなので特に理由はありません」と説明した。
10日の投稿から12日までで1.2万超のリツイート、6.5万超の「いいね」を獲得。みよしんさんは想像以上の反響を受け、驚いている。「温かいコメントもたくさんいただいて、とてもうれしく思います。感謝の気持ちでいっぱいです。また、ホットケーキを載せているお皿がミスタードーナツのお皿だというメッセージを見てビックリしました。お皿のルーツを知らずに使っていたので、ルーツを知りお皿に愛着が湧きました。これからも大切に使いたいと思います」と感想を語った。