「少年ジャンプ+」(集英社)で第2部が連載中の人気漫画「チェンソーマン」に登場する女性キャラクター・マキマをコスプレした男性の写真がツイッター上で、「こ、これが男だと・・・」「普通に女性だと思いました」「結婚しよか」「スタイル恐ろしい」「言葉にできない美しさ」などと注目を集めている。
趣味でコスプレ活動を行っているyuki(@yukixlll_)さんは「一般男性が本気でマキマさんのコスプレをしてみた結果がこちら」とつづり、写真を投稿。男性にもかかわらず、マキマのメリハリのあるボディーラインが強調されている。きれいに見せるために多くの体型補正下着を使用。胸は医療用のシリコンバストで再現した。yukiさんは「ボディーラインがきれいに見えるようアジャスターを1番短く絞り、バスト位置を高くしています!」とこだわりを明かした。
yukiさんが「マキマのポイント」と語るヒップは補正下着を2重にはき、腰を含めパッドを8枚入れて丸みを表現。ボーン(支え)入りのコルセットを装着し、くびれをつくった。同コスプレにかかった費用は4~5万円程だという。
yukkiさんは同性の友人である0MEME(@hisameyasan)さんの影響で女性キャラクターのコスプレを始めた。「とても振り幅の広いコスプレ活動をされており、自分もみんなにびっくりしてもらえるようなコスプレをしたいと思ったのが始まりです!」と話した。
女性キャラをコスプレする難しさについて「やはり何と言ってもくびれや体の丸みを出す事です。腰回りの肉付きが女性に比べて少なく、くびれが見えなかったり、どうしても肋骨(ろっこつ)が開いていたり、腕や指などに男性らしさが出てしまい細部まで表現する事が難しい」と説明した。
ツイートは2日までで3600超のリツイート、5.3万超の「いいね」を獲得。反響を受けyukiさんは「本当に自分が受け入れられるか不安で寸前まで迷っていた」と、ツイートの投稿前、文字や写真の配置など下書きを何度も幼なじみに見せて相談していたことを明かした。幼なじみから「バズるといいね」と後押しされ投稿。驚きや好意的な反応が多く寄せられた。「地元の友達や職場の方からも見たよ!やびっくりした等の声をいただけてうれしかったです!」と喜びを語った。