英国の人気アイドルグループのスパイス・ガールズが、チャールズ国王の戴冠式で再結成する可能性があるようだ。90年代の人気絶頂期に、皇太子時代の国王と数回に渡って謁見している同グループ、ジェリ・ハリウェル、メル・B、ヴィクトリア・ベッカム、メラニー・C、エマ・バントンの5人としては2012年のロンドン・オリンピック以降ステージの披露はなく、英王室の主催者らが、5月開催の戴冠式でのパフォーマンスを希望しているという。
ある関係者がザ・サン紙のファビュラス誌にこう明かす。「王室のオーガナイザーたちはイギリス史上最大のガールズバンドを押さえることに必死ですよ。そしてスパイス・ガールズもこのような歴史的行事に5人でステージ復帰することを真剣に考えているところです。オリンピックと同じように、1度きりの祝祭ですし、唯一無二のパフォ-マンスとなるでしょう」
ちなみに同グループは皇太子時代のチャールズ国王と謁見した際、メル・Bとジェリが本人の頬にキスをしてお尻を触り、「とてもセクシー」と告げたことで、王室のエチケット違反として話題を振りまいていた。
一方ジェリは同グループを脱退した1998年に、チャールズ国王の50歳の誕生日パーティーで『ハッピー・バースデー・トゥ・ユー』を歌っている。同関係者は1953年のエリザベス女王以来となるイギリスの戴冠式を更に重要なものとするためにも同グループの再結成の可能性は高いと説明、メラニー・Cとメル・Bが実現させようとしていると続けていた。一方メル・Bは先日、同グループの新たなプロジェクトが進行中と告白、詳細は言えないもののヴィクトリアを含む5人全員のものになるとしていた。