宮迫博之「30年以上ぶり」スーパーでイベント出演 つんく♂との秘話も明かす

杉田 康人 杉田 康人
熱唱する宮迫博之
熱唱する宮迫博之

 元雨上がり決死隊の宮迫博之(52)が28日、埼玉県越谷市のイオン南越谷店で、25日に発売したカバーアルバム「セカンドプロポーズ」(徳間ジャパン)のリリースイベントに出演した。

 ソロ名義初CDで、表題曲となったオリジナル曲「セカンドプロポーズ」や「シングルベッド」(シャ乱Q)、「雨あがりの夜空に」(RCサクセション)など11曲を収録。この日は3曲を熱唱した。

 宮迫は「こういうところでやるのは30年以上ぶり。お客さんが近いですね」と、間近まで観客があふれたショッピングセンターでのイベント登場に緊張。「雨上がり決死隊で、土砂降りのスーパーの屋上でコントをやった。お客さんがゼロ。ケロヨンの置物が雨で揺れて、笑ってくれていた」と振り返り、客席を沸かせた。

 シャ乱Qの「シングル―」を歌った宮迫は、音楽プロデューサーのつんく♂(54)への思いを語った。「つんくやんがデビュー同期で、仲良くしていた。喉のがんで歌えなくなったけど、なんか残したい。そういう意味を込めて、入れさせていただきました」と、喉頭がんによる声帯摘出手術を受けた盟友を心に浮かべた。

 宮迫は駆け出し時代、つんく♂と合コンをしたと告白。「つんくやんからシングルベッド対決をしようと言われた」と、曲のヒット時に歌い手から「シングル―」の〝歌うまバトル〟をしたことを明かした。

 2人が歌った後、合コンに参加した女性は全員、宮迫に軍配を上げたといい「勝ったんですよ!僕はまだ売れてない頃。僕の方がうまいんです」と強調。情感たっぷりに「シングル―」を熱唱していた。

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