ザ・ローリング・ストーンズのバックカタログが、初めてTikTokでサントラ・クリップとして利用できるようになった。ボーカルのミック・ジャガーも個人のアカウントを開設しているこのアプリ。バンドのページには、メンバーが選んだゲストプレイリストが付いており『スタート・ミー・アップ』『アンジー』『ビースト・オブ・バーデン』を含む44曲が入っている。
「#TheRollingStones」「#RollingStones」というハッシュタグも立ち上がっている。アプリにアカウントを開設する前からこれらのハッシュタグは、5億回以上の再生回数を記録していた。TikTokは今、「#TheRollingStones」をグループの公式ハッシュタグとしている。
ギタリストのキース・リチャーズは2021年にTikTokのアカウントを開設。最近では「みなさん、どうも。遅ればせながらあけましておめでとう。そして新曲がもうすぐリリースされるし、皆に会えることを願っている。うまく行くことを願おう」と新曲のリリースを示唆していた。
バンドは、18年ぶりにオリジナル曲のアルバム制作をしている。ギタリスト兼ベーシストのロニー・ウッドは、2021年8月に80歳で他界したチャーリーが今年リリースする予定のアルバムで聴けるとして「現在俺たちは新しいアルバムのレコーディングをしていて、仕上げのためLAに行く予定だ。チャーリーが何曲か参加していて、ドラマーのスティーヴ・ジョーダンも参加している」と最近明かしていた。
バンド結成60周年を記念した2022年の「シックスティ」ツアーでは、チャーリーの代わりに新しいドラマーのスティーヴが参加していた。新作は、2020年のシングル『リヴィング・イン・ア・ゴースト・タウン』、2005年の『ア・ビガー・バン』以来の、ミックとキースによる新曲を収録した初めてのアルバムとなる予定だ。2016年にリリースされた『ブルー ロンサム』は、カバー曲で構成されたものとなっていた。