20~30代の起業したい理由 1位は自由、2位に収入 「失敗した時のリスク」にも言及

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
「起業するにあたってネックに感じていること」
「起業するにあたってネックに感じていること」

 福島イノベ機構ふくしま12市町村移住支援センターがこのほど、「20~30 代男女の起業に関する実態調査」の結果を発表した。調査によると、起業したい理由に若者の4割が「自由に働きたいから」と答えた。

 調査は今年11月、起業意向がある全国の20代~30代の男女500人を対象に行われた。起業したい理由に「自由に働きたいから」と答えたのは42.6%。2番目に多い回答は「収入を増やしたいから(35.2%)」だった。「人生経験として (26.6%)」「趣味・特技を仕事にしたいから(22.0%)」「自分の強みを生かしたいから (17.8%)」などの答えも続いた。

 「起業する上でネックに感じていること」と、不安要素を聞いた質問では「失敗した時のリスク (37.4%)」を挙げる人が最も多かった。2番目に多い不安は「起業資金の確保(33.4%)」、3番目は「自身の能力・ノウハウが足りない(32.8%)」だった。

 「失敗した時のリスク」と答えた中には、「失敗しても生活できるかを考えなければならないから(京都府・28 歳男性)」、 「家族がいるので失敗したくない(滋賀県・36 歳男性)」と考える人がいた。

 「起業資金の確保」をネックに感じる人からは「どのくらい資金が必要なのか分からない上に、社会人をやっているだけではなかなか資金が貯まらない(東京都・29 歳男性)」、 「経験したことのある業種ではないし、年齢的にも若いため貸してくれるところがあるのか。また自己資 金を用意しようとしても今の自身の生活がカツカツで余裕がない(北海道・22 歳女性)」などの意見が寄せられた。

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