百人一首を100日間噛みしめ続けた女性が話題 「毎朝歌の背景をかみしめております」などチャレンジに称賛

近藤 リナ 近藤 リナ

100日間、百人一首を噛みしめる日々を送った女性がSNS上での投稿が静かな注目を集めている。

「100日チャレンジはじめましたー!続くかなぁ?続けられない予感しかしないよね!でも続けられるだけ頑張る💪止まったら何度でもスタートし直すだけだー🙌!」と投稿したのは南條夏さん(@natsu_nanjo)。

文具店で偶然見つけた「100Daysノート」。これは「100日間チャレンジしてみようぜ!」という趣旨のログノートなのだが、100日あればなにかの基礎知識をしっかり身につけられると思った南條さんは、「100」つながりで百人一首を思い付き今回のチャレンジを続けることに決めたそうだ。今年9月11日以降、南條さんは毎日ノートに百人一首の和歌と現代訳、解説を綴り、その画像をTwitter上にアップ。12月18日に無事100日チャレンジを終えた。

これらの投稿に対し、SNSユーザー達からは

「100日見ながら、自分だったら何を100日するかなぁと考え中」「毎朝歌の背景をかみしめております」「すごいです!いつも綺麗にまとめられていて素敵だなと思いながら拝見していました」「『凄い』という言葉では全然収まらないのですが…すごすぎます!!笑 100日が見えてきたタイミングから特に、自分も沸き立っていました!」

など数々の称賛の声が寄せられている。

南條さんにお話を聞いた。

近藤理菜(以下「近藤」):この挑戦をしてから何かご自身の中で変わったことはありますか? 

南條:「1日でも飛ばしたくない!」という気持ちがあったため、毎日必ずノートを開くことが出来ました。夜飲み会があれば必ず朝のうちの終わらせる、あるいは早めに帰るなど、自分のスケジュールをコントロールする意識がつきました。

近藤:100日間継続するコツはなんでしょうか?

南條:私の場合は、ノートに書きだしたあとに「必ずツイートする」までをセットにしていたのがよかったです。ほかにも5年連用日記や、読書、バイオリンの練習など継続していることがありますが、自分ひとりだとどうしても「今日はやらないでいいかな」という気持ちになります。誰かが見ている、なのでさぼったらバレる、だから頑張ろう、という気持ちになりました。

近藤:ずばり他の方にもおすすめしたいチャレンジでしょうか?

南條:是非おすすめしたいです!百人一首でなくても、まずテーマを決めて、それについて毎日インプットすることでそれなりに知見が身に付きますし、100日続けられたということが誇らしく自信にもつながります!

近藤:これまでの反響やコメントについてご感想をお聞かせください。

南條:フォロワーの方が「百人一首懐かしい」と昔を思い出してくださったり、100日チャレンジをはじめてくださったりしました。自分の発信によって、誰かの感情を動かせたり、行動のきっかけになれたりしたと思うと嬉しいです。

◇◇

南條さんは次なるチャレンジに向けて2冊目の100Daysノートを購入したそうだ。100日というと短く思えるが、毎日なにかを継続するには努力が必要。しかし、達成した暁にはきっとそれまでになかった力が備わっているだろう。興味を持った方はぜひ南條さんの投稿を参考に挑戦してみてほしい。

 

南條夏さん関連情報

Twitterアカウント:https://twitter.com/natsu_nanjo

南條さんの「読書スケッチノート」まとめブログ:https://natsunote.com

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