クリぼっち必見!クリスマスに「頭なでなで」「ほっぺツンツン」マシンがかなえます、気分はリア充

 「頭をなでなでする装置」など”リア充”の気分を体験する工作品の展示会「バーチャルリアジュウ展」が22日、大阪市内の大阪工業大学梅田キャンパスで開幕した(25日のクリスマス当日まで)。 

 「リア充」は、「恋人がいてリアル(現実世界の生活)が充実している人」を意味するネットスラング。青春時代の妄想を大人の実行力でかなえる発明家グループ「青春妄想族」のメンバー・ZAWA WORKSさん(TikTok:@zawaworks)が製作した電子工作やVRコンテンツなど4作品を展示する。 

 「頭をなでなでする装置」はその名の通り、頭をなでてくれるマシン。瞳を閉じ、なでてもらいたい理想の相手を想像する使い方を推奨している。

 「ほっぺをツンツントンする装置」は、恋人に背後から肩をトンとたたかれ、振り向くと頰をツンと突かれるいたずらを再現した。左右ランダムに発生する「ツン」を器用に避けて振り向けるか挑むゲーム性もある。ZAWA WORKSさんは「このいたずらを練習するために。彼女からのいたずらに『そんなの食らわないぞ』と。『もう何よ~』と言われるためのやつですね」とにやけた。

 「ダミーヘッドマイクに転生できるVR」は、女性声優が声を吹き込むマイクになりきり、至近距離でささやかれる声と映像を楽しむコンテンツ。大学生の体験者は「Sっ気な人にいろいろ言われました…」と照れた様子だった。

 〝リア充体験装置〟の展示会であるだけに、「なんとしてもクリスマスの日にかぶせたいと思った」とZAWA WORKSさん。学生時代に電子工作やプログラミングを学び、約2年前から展示活動を行っている。「プログラミングは世の中に役立つものというイメージが強すぎるけど、自分はそうでないと思っている。役立たないふざけたものを作って人々を楽しませる活動でゆくゆくはお金を稼げたら」と夢を語った。

 展示会は大学のエントランスで開催中。「ぼっち必見!!リア充な体験できます」と大きく書かれたのぼりを掲げている。クスクスと笑いながら通りがかる学生もいたといい、ZAWA WORKSさんは「(見に来るのは)今のところ100%男子ですね」と笑っていた。

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース