俳優ロバート・デ・ニーロ(79)が、クリスマスツリーの下にあるプレゼントを盗もうとしていた女性連続強盗の物音で目を覚ましたという。警察関係者は19日、不法侵入の常習犯であるシャニス・アヴィレス容疑者がデ・ニーロの自宅でiPadを使用しているところを発見されたとニューヨーク・ポスト紙に話した。
メール・オンラインによると、午前2時30分頃、ニューヨーク市警はこれまでに26回逮捕されていた容疑者を尾行。イースト65thストリートの複数の建物のドアの鍵が開いているかどうかを確かめた後、7つの寝室を構えたデ・ニーロの邸宅に不法侵入するところを目撃したそうだ。
またABC7によると、警察は邸宅内でデ・ニーロのiPadを使用したり、クリスマスプレゼントを袋に入れたりしている容疑者を発見し逮捕。さらにニューヨーク・ポスト紙によると、下の階での騒ぎを耳にして降りてきたデ・ニーロと容疑者との間にやりとりはなかったという。
容疑者がデ・ニーロの家だと知り侵入したかどうかは明らかになっていない。事件当時在宅だったデ・ニーロは、元妻グレイス・ハイタワー(67)との間の11歳の娘と共にその家に暮らしている。
アヴィレス容疑者はコロナ禍で犯罪に手を染め始めたそうで、ニューヨークのアッパーイーストサイドで、11月25日から12月8日にかけて、7回の不法侵入で捕まっている。