米有名DJ 頭部に発砲し命絶つ、40歳 死の3日前に妻と結婚記念日祝福

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 スティーヴン・“トゥイッチ”・ボス
 スティーヴン・“トゥイッチ”・ボス

 DJやダンサーとして活躍したスティーヴン・“トゥイッチ”・ボスが死去した。40歳だった。ロサンゼルス郡検視局は14日、頭部に発砲したことによる自死であることを発表している。

 エレン・デジェネレスのトーク番組へのレギュラー出演で知られていたスティーヴンの遺体は、13日、カリフォルニア州エンシノの自宅から徒歩15分のところにあるモーテルの部屋のバスルームで発見されたという。

 死の3日前には3人のこどもをもうけた妻アリソン・ホルカーさんと9回目の結婚記念日を祝っていたスティーヴンは、2017年のポッドキャストで自身のメンタルヘルスとその克服について「僕にとって、それが続いてゆくと知ることが助けになる。何があっても、例えとても辛い状況でも、前に進む何かの力が働いていて、それは自然に手に届くものなんだ」「時々、その時に最も良い選択をすることに直面する。それが完璧な選択だろうかと考えると、答えはノーだ」「それで僕は落ちて行くのだろうか。おそらく。だとしたら、すぐに出来るだけ早く這い上がり、それがどんな教えであろうと学び、動き続ける。それが人生だ」と語っていた。

 一方エレンは、2014年から今年の番組終了まで『エレンの部屋』に携わってきたスティーヴンの訃報を受け「胸が張り裂けそう。トウィッチは純粋な愛で光だった。彼は私の家族であり、心から彼を愛していたわ」「彼に会えなくて寂しくなる。愛とサポートをアリソンと彼の美しい子供達、ウェズリー、マドックス、ザイアに送って」とツイッターで故人を偲んだ。

 またミシェル・オバマ元米大統領夫人もインスタグラムに声明を投稿、ホワイトハウス時代に行った子供達の健康向上を目的とした取り組み「レッツ・ムーブ!」で一緒に仕事をしたスティーヴンを「スティーヴンは驚くべき影響力を持つ人だった。思いやりとポジティブさを発し、周りの人々も確実それを感じさせていた」「私は彼の全てのダンス、全てのDJセット、彼が命を吹き込んだ全ての創造性に彼の精神を感じた」と称えている。

 ★「日本いのちの電話」相談窓口★ 厚生労働省は悩みを抱えている人に対して相談窓口の利用を呼びかけている。

 ◆ナビダイヤル0570・783・556(午前10・00~午後10・00)◆フリーダイヤル0120・783・556(毎日:午後4・00~9・00、毎月10日:午前8・00~翌日午前8・00)
 

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