ニック・カーターのレイプ疑惑余波 バックストリート・ボーイズの特別番組が放送中止

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 ニック・カーター
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 人気バンドのバックストリート・ボーイズのクリスマス特別番組が、ニック・カーター(42)に対するレイプ疑惑を受けて放送中止が決まった。14日に放送予定だった『ア・ベリー・バックストリート・ホリデー』は、同名アルバムからの曲をフィーチャーした番組だったものの、ABCが放送の取り止めを決定したという。

 ハリウッド・リポーターは「この決定は、バックストリート・ボーイズのメンバーのニック・カーターが2001年のワシントン州タコマでのコンサート後、17歳のファンをレイプしたと木曜日に提訴されたことを受けて決まった」と伝えている。

 ニックは現在合計4人の女性から性的暴行で訴えられおり、8日、シャノン・ルースさんは処女であった当時、ニックからアルコールの混ざった、本人曰く「VIPジュース」を飲ませられたと主張、弁護士のマーク・J・ボスコヴィッチ氏は、他にも匿名の女性3人が被告として名を連ねていると話していた。

 またルースさんはニックから性感染症をうつされたと告白、ニューヨーク・ポスト紙によると、ネバダ州のクラーク郡裁判所に提出された裁判書類の中では、匿名女性のうちの1人が2003年にニックからレイプされ、ヒトパピローマウイルス感染症されたと主張、別の女性は、15歳の時にニックとセックスを何度かしたことを告白し23歳だったニックは自分の年齢をわかっていたと訴えているという。

 今回のレイプ告発について、ニックの弁護士マイケル・ホルツ氏は9日、「全くの虚偽」と否定する声明をニューヨーク・ポスト紙を通して発表。

 「20年前に起こったとされる事件に関する主張は法的価値がないばかりでなく、全くの虚偽です。残念ながら、ルース氏はここ数年にわたりニックに対して虚偽の告発をするように操作されてきました。これらの告発内容は、その間幾度も変わってきています。機会を狙っている弁護士により企画されたメディア相手の行為に誰も騙されません。この主張にいかなる真実もなく、法廷もそれを即座に見抜くことに疑いの余地はありません」とした。

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