大きなクチバシ、ペリカンの仲間 怪鳥ハシビロコウの魅力満載カレンダーが好評

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
南幅俊輔「ハシビロコウカレンダー2023」(辰巳出版)より
南幅俊輔「ハシビロコウカレンダー2023」(辰巳出版)より

 アンバランスなまでに大きなクチバシと、寝癖のような頭部の羽。コワモテな表情の中にユーモアを感じさせる姿で人気を集めている怪鳥ハシビロコウを取り上げた「ハシビロコウカレンダー2023」(辰巳出版)が好評発売中だ。

 ハシビロコウはペリカンの仲間で、アフリカ中央部の湿地に分布。生息数は減少しており、日本では東京・上野動物園、兵庫・神戸どうぶつ王国など数えるほどの施設でのみ飼育展示されている。待ち伏せ型の狩りを行い、彫像のように動きを止めるため「動かない鳥」としても有名。威厳と親しみやすさと併せ持つ。

 グラビアとハシビロコウをモチーフとした語録で彩られ、検定ページなどの企画も充実したカレンダー。作者の南幅俊輔さんは盛岡市生まれ。グラフィックデザイナー、写真家でデザイン事務所コイル代表を務める。デザインの他、撮影、編集、執筆を手がけ、2009年より外で暮らす猫「ソトネコ」をテーマに本格的に撮影活動を開始。ソトネコや看板猫のほか、さまざまな動物たちの撮影を続けるうちにハシビロコウにたどり着いた。著書に『ソトネコJAPAN』(洋泉社)、『ワル猫カレンダー』(マガジン・マガジン)、『美しすぎるネコ科図鑑』(小学館)、『踊るハシビロコウ』(ライブ・パブリッシング)など。企画・撮影・デザインでは『ねこ検定』『ハシビロコウのすべて』『ゴリラのすべて』(廣済堂出版)がある。

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