グラビアタレントの乙陽葵(おつ・ひまり、20)が20日、都内で、初写真集「なんがでっきょん」(ワニブックス)の発売記念イベントを行い、撮影時のセミに振り回されたほろ苦エピソードを明かした。
今年デビューしたばかりのグラビア界のホープ。ツイッターのフォロワー数は27万人を超える。
写真集のテーマは「10代最後の夏」。B90・W52・H85センチの美ボディーとトレードマークの〝乙パイ〟を前面に出した衣装で、少女から大人へ変わりゆく様子が収録されている。撮影は20歳目前の7月に沖縄で行われた。乙は「森の撮影の時、セミにおしっこをかけられながら撮影しました。それが大変でした」と苦笑いを浮かべた。
特徴的なタイトルは出身地・香川の讃岐弁から取った。直訳すると「なにができているの」という意味で、乙は「ファースト写真集ができたよっていう思いを込めた」とアピール。香川県では会話の始まりにこの言葉が用いられるといい、「写真集をきっかけに香川県のことをもっとたくさんの方に知ってほしい」と郷土愛を見せた。
次の写真集について、乙は「香川で撮影したい。育ってきた街とかで撮影していつか出たい」と意欲を見せた。地元への愛は止まらず、公言している香川県知事への夢を語った。「小学校3年生から労働基準監督官になるのが夢で、働く人を守るために働きたいっていう気持ちが今もある。労働者の方が働きやすい環境を作りたいなって思います」と言葉に力を込めた。