さんま驚かせた「おめでとうクリスマス」山野さと子 3年ぶりステージで披露「楽しみです」

山本 鋼平 山本 鋼平
山野さと子
山野さと子

 「ドラえもんのうた」「メイプルタウン物語」などのアニメソング、童謡の歌手として知られる山野さと子が11月27日、千葉・東京ドイツ村の特設ステージで、「おめでとうクリスマス」を3年ぶりに観客の前で披露する。同曲はクリスマス恒例のフジテレビ系特番「明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー」で電話出演者の不幸話が〝合格〟した際に使用される。昨年12月24日深夜の放送回では、山野が最近まで自分の歌が使われていると知らなかった、という報告で〝合格〟をつかんだ。さんま、八木亜希子がその事実を知り驚くやりとりは、ネットを中心に大きな反響を呼んだ。

 山野は今回のライブに向け「コロナ以降では初めて。3年ぶりに(『おめでとうクリスマス』を)人前で歌うので楽しみです」と意気込んだ。日本語歌詞によるカバーは1991年に発表されたクリスマスソングのオムニバス曲集に収録された。以降は毎年、クリスマスシーズンに歌い続けてきた。「番組で使われていることは5、6年前に友人に聞かされて知りました。昨年、マネジャーに背中を押されて初めてハガキを出したら『今まで知らずに使い続けていました』と担当者から連絡があって」と出演の経緯を説明。反響の大きさを「知り合いからのメール、LINEが100件以上入り、ツイッターもものすごかったです。びっくりしましたし、うれしかった」と振り返った。

 知り合いからの連絡で多かったのが「山野の歌だと知らなかった」というものだが、今は違う。「私にとって『ドラえもんのうた』と同じように、自己紹介で使えるようになりました」と感謝する。「いつかスタジオに出演して、合格の時に生歌を披露したいです。私も歌い続けますので、番組も続いてほしい」と夢を描いた。昨年の番組で贈られたビール1年分は友人たちと分け、夏には飲み干したという。

 27日のライブ観覧は無料だが、東京ドイツ村への入園料は必要。今年の同村ウインターイルミネーションでは、山野が歌う「カムカムエヴリバディ」が使用されている。当日は山野がライブ中に、午後4時40分の点灯カウントダウンを行う予定。詳細は同村まで。

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