「ドンブラザーズ」4人目の脳人ソノシ新登場 口紅、オネエ言葉、オカリナ、超潔癖症の異色キャラ

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
廣瀬智紀が演じるソノシ
廣瀬智紀が演じるソノシ

 超異色展開が話題のスーパー戦隊シリーズ「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」(毎週日曜、午前9時30分)の第37話(20日放送)で、新キャラクターとして、4人目の脳人となるソノシが登場する。13日、テレビ朝日が発表した。

 ド派手、潔癖症、そして超イヤなヤツ―という設定のソノシを演じる廣瀬智紀は、劇団☆新感線の「髑髏城の七人 Season月」、「鬼滅の刃 其ノ弐 絆」などの舞台や、「映画刀剣乱舞」「HERO 2020」などの映画、ドラマ「貴族誕生 -PRINCE OF LEGEND-」などの話題作に多数出演。ソノシは、フード付きの黒いマントに身を包み、金色に輝く仮面、真っ赤なリップ、そして女性っぽい口調と、強烈なインパクトを発揮。マントを脱ぎ捨てると、真っ赤なジャケットと靴があらわになる。

 ソノシは〝脳人の監察官〟で、ドンブラザーズとの戦いを調査するため、派遣されてきたソノイらの上官。「一刻も早くドンブラザーズと決着をつけなければ、地獄の懲罰が待っている」と重圧をかけつつ、オカリナを吹き鳴らしての工作員・アノーニの招集、脳人メンバーへの戦い前の“名乗り”強制、武器となるタガー風の短剣・クナイなど、初登場からインパクト満載の活躍を披露する。

 廣瀬は「ネチネチとなかなか嫌〜な感じで演じていますが、闘う時はカッコよくしたい」「変身体の異常なカッコよさ、自分で提案した変身ポーズにも注目してほしい」と意気込んだ。変身前も変身後も目立つ存在のソノシが、ドンブラザーズに新たな風を巻き起こす。

 ◆廣瀬智紀(ソノシ役)コメント

――『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』に出演が決まった時の気持ちを教えてください。

今回のスーパー戦隊オーディションにも参加させていただいていたので、「戦隊ファミリーの一員になりませんか?」とお声を掛けていただいて純粋にうれしかったです。今もまだどこか夢見心地といいますか、オンエアを見るまでおそらく実感が湧かないと思います。

――スーパー戦隊シリーズに対する思いを教えてください。

役者を始めてから目標のひとつとして、いつかはスーパー戦隊シリーズに出演したいと思っていました。時を経て、このようなご縁をいただけたことにとても驚いています。熱い。やはりいくつになってもスーパー戦隊シリーズは特別です。こどもの頃、夢中で『恐竜戦隊ジュウレンジャー』や『忍者戦隊カクレンジャー』を見ていた私に、「やったね!君は面白い人生を歩むよ、楽しめ!」と伝えてやりたいです。

――ドンブラザーズや脳人を演じるメンバーの印象、記憶に残っている撮影現場でのエピソードなどを教えてください。

皆さんがとっても優しく、温かく迎えてくださいました。なかでもタロウ役の樋口くんは、「これで俺とあんたは縁ができたな」と言わんばかりにしょっぱなから距離感が近く、とてもありがたかったです。これが桃井タロウ、レッドの器か…と感心したのを覚えています。また、ソノイ役の富永くん、ソノザ役のタカハシくんはオフにも関わらず、私の衣装合わせに顔を出し、いろいろお話をしてくれました。いい歳した大人なので現場では粛々と撮影に臨んでおりましたが、内心「うわぁ、テレビで見ていたあのドンブラザーズだよ」「脳人だ〜、やばい目の前で戦ってるよ」「これが戦隊っ、すごい、すごいよ、やばいよぉー」と浮つき、はしゃぎ倒していました、すみません(笑)。

――廣瀬さんが演じられるソノシの注目ポイントを教えてください。

なぜか誰よりもレッドな衣装、耳たぶの金粉、小道具の多さ、そして変身体の異常なカッコよさです(笑)! 変身ポーズも現場で自分が提案したものを採用していただいたので、そちらも注目していただきたいポイントです。ネチネチとなかなか嫌〜な感じで演じていますが、闘う時はカッコよくしたいな〜なんて、メリハリを大事に演じております。隅々まで楽しんでいただけたらうれしいです。

――視聴者の皆さまにメッセージをお願いします。

話したいことがあふれてこちらにやってきました。実はクランクインの日が台風直撃だったんですよ! 作品の新しい風としては「嵐を呼んだ! 連れてきた!」ということでインパクトはあったはず、しかし撮影現場的には…(泣)。兎にも角にも、熱量高く作り上げてこられた「ドンブラザーズ」の世界観を大事に、より一層視聴者の皆さんに楽しんでいただけるよう、脳人・ソノシとして一緒に盛り上げていけたらと思っておりますので、応援していただけたら幸いです。

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